【漫画みたいにいかない。】大人のアドバイスは適当?結局は自己責任?理不尽な世の中【3話感想】
見知らぬ少女アあんももさんが鳥飼いさんと荒牧さんが事務所で話している。
テーマは周囲の意見に流されない生き方について。
アーティストは周囲の意見に流されるな!という歌を歌うけれど、それを聞いて行動してる時点で、意見に流されてるよね?ってか我が道進んでるやつってやばいよね?
ざっくりいうとこんな内容の会話。
これを熱く語る3人だけれど、アンモモさんのことを2人とも知らず、帰ってきた戸塚先生まで知らないという、
そのままわからずじまいで翌日になり、釣りに行く約束をしていた鳥飼いさんと戸塚さん、そして荒牧さん。準備完了して釣りに行こうとした瞬間、編集者の足立さんから、企画が飛びそうなので追加の原稿をオファーが。
この飛びそうな企画というのが若者のカリスマ読モの取材だったのですが、
その読モが謎の少女、あんももさんでした。
あんももさんが、この取材を受けたくない理由は、どうやら大人たちへの不満みたいで。
本気で憧れられるモデルになりたかったアンモモちゃんは大人たちの意見を必死に聞いて必死に頑張って、人気を伸ばしはしましたが、途中からうまくいかなくなり、
そうなると周りが掌を返すようになったとか。
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よくある話ですね。
成功している時だけチヤホヤして、伸び代が見えなくなると見向きもしない。
しかもこういう時って、自分がアドバイスしてやらせたことを、違う!って言いだすんですよね。
私にも覚えがあります。
言われたことをせっせと頑張ってうまくいかなくて不満を言ったら、「そんなこと言ってないし」みたいなこと言われてイラついたことも何度か。
仮にこっちがあなたがいったんじゃないですか!といったところで逆ギレするか記憶が消去されているかのどちらか。
なんかもう、理不尽極まりないですよね。
アンモモちゃんの気持ちわかります。
しかし、このままでは釣りに行けないので鳥飼いさんはブチ切れます
「大人が正解を教えてくれると思ったら大間違いなの!!」
「それで間違ったとしても君の責任なの!」「みんなそうなの!!」
「自分だけ被害者ぶって、人の約束破るなんてもってのほかだよ!!」
確かにそうですよね。
大人も人間なんだから間違うんですよね、でも、その間違ったことを聞いて、実行したのは紛れもなく自分なので、責任はまちがいなく自分なんですよね。
少なくとも、自分が約束したことは責任を持って果たさなきゃ行けないわけで、
仕事である取材を放棄していい理由にはなりませんよね。
これで冒頭の漫画で表された議論の話に戻りますが、実は人の意見に流されるなっていうのは、ここに繋がるんですよね。
人の意見に流されると、どんな結果になろうとも、最終的にアドバイスした人を恨んでしまいます、
だって自分が納得したわけじゃないことをやってるんですもん。
確かに、我が道を行っている人はやばい人って多いかもしれませんが、でもそういう人じゃないと大成しないのも確かなわけで。
で、そういう人が歌っているから(か、んなわけねーじゃんと思いながら歌ってるか)人の意見に流されるなと歌えるわけで
約束を破ってしまうくらいなら、少しくらいはアドバイスなんか無視して自分の道を行くのも大切かもしれませんね。
そもそも大人も間違うってところを子供は知らなきゃいけないですよね。
と同時に、大人は子供を育てるために完璧でいることよりも、自分も間違えるんだってことをちゃんと教えないとダメだな、と思わされましたね。
「僕は今日釣りに行くのが楽しみだったのぉ!!」
「その楽しみを奪わないで!!」
このセリフで全部台無しw
さっきまでいいこと言ってたのに、最後の締めがこれかいw
あまりにもひどいセリフw
でも、逆に言えば大人の世界ってこれが全てなのかもしれませんね。
特に仕事ですが、何かの約束を破るということは何かしわ寄せが行くということ。
そしてしわ寄せが行くということは休日返上でしわ寄せする人が出るということ、
すなわちそれは楽しみが減るということ。
結局のところは大人とは自分のことを考える生き物なのかもしれませんね。