ミルモでポン!アニメと原作の違い、評価されて欲しいポイント

最近、ちゃおの公式youtubeミルモの1話が公開されたそうですね!

お懐かしやw

 

ちゃおの公式ページ行ったら篠塚ひろむ先生デビュー20周年だそうで、おめでとうございます!

 

ということで今回は、アニメと原作の違いを簡単におさらいしながら、

このアニメの評価ポイントを書いていきたいと思います!

 

 

 

 

アニメと原作の違い。

 

途中まで基本的には原作に比較的忠実にアニメ化されていたミルモですが、

一年目の中盤以降アニメはオリジナル展開に進んでいきます。

 

これには訳がありまして、ミルモは連載半年でアニメ化が決定して原作のストックがなかったんですよね、なぜ半年でアニメ化が決まったのかというのは、土曜日が完全に休みになった年に始まった土曜朝アニメだったということと、その関係か関係じゃないのかとある試みが試されたとか試されていないとかという話を聞きますが、その辺りは散々他の方のブログで書かれていると思うので、省きます。

 

ということで、ストックがないのでオリジナル展開を進んでいくことになるミルモですが、具体的がどう違うのかお話ししていきたいと思います。

 

1話の違い

基本話は原作に沿っていますが、展開は全編通してアニメ用に改変されています。

1話の場合、こちらはミルモの読み切り時代のお話が連載1話に繋がるようにうまくシナリオが作られています。

というのも読み切りからの再開後、楓は性格が変わっているからです。

結城くんに声をかけられなかった女の子がどうやって明るく話しかけられるようになったのか、ということが丁寧に描かれています。

 

 

マグカップの出現

原作では突然マグカップが現れますが、アニメではミモモショップというファンシーだけど神出鬼没な謎のショップに呼び込まれ、何かしらの暗示にかかりマグカップを購入するか、妖精と暮らしている家には、人間ミモモが神出鬼没に現れ、配達されます。

 

ワルモ団の存在

ヤシチの上司であるワルモ団は完全オリジナル存在で、原作に上司はいますが、原作のヤシチの上司は一人で、アニメでは一度も出ていません。

しかも能力は…言わずもがなですねw

 

人間の妖精化

ミルモとマイクを手に入れに行くために妖精になり、妖精界に行き、その後妖精学校へ通う楓ですが

これはアニメだけで原作では基本こういうことはありません。

妖精になったことも、妖精界に行ったこともありますが、妖精になった時はアニメとは違い楓はちゃんとミルモ同様の2頭身姿になっていましたし、妖精界に行くのはミルモとリルムの結婚式の時で、確か特例だったはず。

 

ダアクの正体

ダアクは原作アニメともにラスボスとして登場しますが、全然違います。

原作がダアク編に入る前にダアク編がアニメで終わってしまったので仕方がないですが、姿が全然違います。

アニメでは人間の姿でお茶目なところはあってもダアクの性格や目的は悪そのものでした。

しかし原作では、妖精の姿で妖精界を滅ぼしたい理由もアニメとは違いました。

どっちがいいとか悪いとかは全くありませんが、こういう違いも楽しめます。

 

安純の弟やモモちゃん

原作に安純の弟瑞樹は二度ほど顔だけ登場しますが、あまり深くは関わりません。

アニメではがっつり登場し、その度に姉弟の絆の強さに涙でした。

安純の魅力が増しました!

一方モモちゃんは完全オリジナルキャラですが、アニメでは話の中心になることもしばしばあったり、松竹くんに好かれていることで楓に嫌がらせをしたりして松竹くんに注意を受けることも、原作では最終回後は森下さんと何かありそうですが、アニメではモモちゃんと幸せになっていただきたいと思っておりますw

 

4人の関係

松竹くんと安純が協力関係にあるのは原作同様ですが、

原作ではあくまでお互いがお互いの好きな人とくっつくための作戦を立てるための協力関係であり、楓・結城・安純・松竹の4人で行動することはなく、4人で機器に乗り越えることもないので、戦友意識や仲間意識はありません。

楓と安純のライバルだからゆえの絆みたいなのはありますが。

 

一方、アニメの方は松竹くんの金持ち特性を安純が存分に引き出す形で4人の行動が始まります。

そもそもの始まりは松竹くんが自分の別荘に夏休み楓を誘ってデートしたいということを安純に相談することから始まります。

これに、結城くんも誘い、自分も誘えという提案で、これ以後松竹くんはことあることに3人を誘って遊びに出かけます。

そして、ピンチになる時この4人と妖精4匹が共にすることが多く、危険も一緒に潜り抜けるのでライバル以上の絆が生まれているように個人的には思います。

 

考えてみればこの4人は友人でもなんでもなく、ただ恋の4角関係にある状態で自分の特になるように、邪魔をしたり作戦を練ったりする関係で、登下校もよく一緒になるけど、それは結城くんの取り合いになっている中、相手にされなくても楓と一緒にいようとする松竹くんという構図になってるだけで、そもそもこの4人にライバル関係の延長線上の絆はあっても、友好関係にはないわけです。(かろうじて結城は松竹くんに友情を感じているかもしれないけど(個人的会見))

なのにも関わらず遊びに行ったりするおいう、とても不思議な関係が成り立つのはすごいですよね、実はミルモの魅力ってここにあるんじゃないかな?と思ってます。

 

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