3年A組-今から皆さんは人質です- どんどん謎が提示される、4話までの感想と5話予想

 本日5話が放送される3年A組-今から皆さんは人質です-ですが。

そろそろ折り返しで、ちょっとずつ謎も明かされていますね。

 

と言っても、そもそもの謎が最初に一気に提示されているわけではなく、毎回小出しに明かされているわけですが。

 

だからこそ引き込まれるし、毎回毎回スッキリしながら新たな謎で次回が楽しみになるのですが。

もっとデスゲームな感じになるのかなーと思いきや、そういう話ではないようで。

その辺りも気になるところですね。

 

ということで、まずは4話までの振り返りと感想を書いていきたいと思います。

 

そもそもどういう話?

 

 

 

魅皇高校の卒業式まであとわずか。卒業まであとわずか。

3ーAの担任の柊一楓は、性格のせいか雑魚キャラだと思われており、荷物を倒されたり、遅刻してきた生徒に蹴りをいれられたり、話を始めてもざわざわしていたり生徒から舐められていました。

 

そんな先生が突然

「今から皆さんは…僕の人質です」とクラスの生徒に告げます。

そして、雑魚だと思って舐めていた担任は、生徒の反発をくらい殴ろうとしてくる生徒を易々と受け止め、軽々と反撃をして暴走を抑えるのでした。

当然その様子に麺を食う生徒たち。

そしてその後、腕時計をタッチすると隣の教室付近が爆発し、生徒たちはその瓦礫によって閉じ込められてしまうのでした。

 

そんな先生がこのクラスの生徒を人質に取った理由、それは他のクラスにはなくて、このクラスでは起きてしまったこと、「景山玲奈」というクラスメイトを失ってしまったことだった。

 

なぜクラスメイトを失う結果になってしまったのか、それを20時までに答えをだすこと、その回答が間違っていた場合、クラスメイトのうち一人をまた失うことになるというのだ。

 

その答えとは…そして担任の先生の目的とは。

 

感想

まず菅田さんの演技が素晴らしいですね、アクションはもちろんですが、弱々しい時の演技から、狂ってるというか楽しそうにはっちゃけるシーン、諭すシーン、真面目なシーンまでの振り幅がすごく、その演技に惹かれてしまいます。

 

そしてストーリ上でこの作品本当にすごいなと感心するのは、

最初に問題の提示、つまりこのクラスにどのような事件が起きたのか、どういう背景があったのかということを初回ではもちろん、序盤の段階ではあまり語られていません。

後々見返すと、細かい伏線はあるんですけどね、大まかな背景は見えません。

 

各話冒頭に、柊先生が課題をだすのですが、その時点で視聴者がわかることは皆無、あったとしても微妙な伏線のみ、推理は不可能です。

課題が提示されたあと、ようやく生徒たちの背景が見えてきて骨格が見えてきて、真実がわかるのはそのことに関わる人物が、罪を告白してからです。

こういうミステリー的なものは序盤に何かしらの情報や全体的な背景は事前に見えるものが多いのですが、この作品には一切ありません。

 

 

 

スポンサーリンク

 

また、1話ごとにわかることは1話ごとに提示される問題のみで、

問題が解決しても新たな問題が毎回ラストで提示されるので

先生の目的や、本当はこのクラスでは何があったのか、そもそもこの地域では何が起こっているのかというのは4話になってなんとなく見えてきた骨格も、まだ全てではないかもしれません。

 

全貌がどんなものなのか、ラストに出てきた新たな謎は一体なんだったのか。

それに毎回ワクワクさせられます。

 

 

ここまでのストーリー(以下ネタバレ注意)

前回までにわかったこと

柊先生は「景山玲奈」を失った、それはなぜなのか、ということを4話かけて生徒に問いかけていました。

柊先生は美術教師で、景山玲奈の肖像画を書いていたので、胸の内を聞いていたのでしょう。だから大体の事情は知っているのです。

 

とはいえ、いくらクラスの生徒がなくなったからとはいえ、担任になる前にいなくなったクラスの生徒。

爆発をさせて閉じ込めてまで生徒を人質にする…というのはやりすぎ感があります。

最初は恋愛関係でもあったのかと思いましたが、後々柊先生には恋人(元?)がいたことがわかります。

そしてその恋人は4話くらいに「自分のためにこんなことをしないで」という連絡を入れます。

 

そして最初は景山玲奈がなぜあのようなことになったのかということの推理を進め、以下のようなことがわかりました。

 

まず、景山玲奈は水泳選手でドーピングをしていたという噂がネットで流れていたという背景がありました。

そして、景山玲奈が自ら命をたった理由は、ドーピングがクラスで広まりいじめの対象になり、女子は無視をはじめました。

彼女の友人だった茅野さくらは、手紙をもらい「さくらとは合わない、もう二度と話しかけないで」という手紙をもらったことにより茅野さくらも関わらないようになったのでした。

 

これによって新たに提示された謎はそもそも「ドーピング疑惑を流したのは誰か」という問題。

それはSNSにとある動画が流されたから、その動画とは景山玲奈がドーピングの薬を飲んでいる瞬間を撮影したものでした。

宇佐美香帆は茅野さくらより先に景山玲奈と仲良くしていたのですが、彼女のある考えが景山玲奈の何かに引っかかり、距離を置くようになってしまった。

そして自分だけが友達だと思っていた景山玲奈が茅野さくらと仲良くなってしまったことに嫉妬し、ストーカーやものを壊したりということをし、追い詰めてしまった。

そしてそんな時に動画は、宇佐美香帆のカバンに入れられて、それをネットに拡散したのでした。

 

そしてその動画を撮影をしたのは誰だったのかというのが次の謎でした。

景山玲奈には水泳部の部長熊沢花恋、そして真壁翔という仲間がいました。

景山玲奈は水泳のエース、素晴らしい成績を残したので巷では有名でした。

そんな彼女に目をつけて、不良が学校にきていたのですが、同じ部員の真壁翔が彼氏と勘違いされ不良に絡まれたことにより怪我をし、水泳ができない体になってしまったのです。

荒れた彼ですが、茅野さくらのある一言で、マネージャーとして水泳に関わり景山玲奈のサポートに回ることにしたのです。

もともと真壁翔は景山玲奈に思いを寄せていて、彼女もまた彼に思いを寄せていたのです。

そんな時、里見海斗が彼女に告白をしますが、失恋してしまいます。

落ち込んでいる時に悪魔の囁き「景山が憎いなら動画を撮ってこい、あとはこっちでなんとかする」と言われ、

腹いせに大会当日、彼女のカバンからサプリメント取り出し、それを飲んでいるところを撮影した

 

というのが真相でした。

 

ここで次の謎、その動画を加工したのは誰なのかという謎にぶち当たります。

ここまでは先生は「景山玲奈」に固執していて、よほど大事な生徒だったのか、それとも彼女をそこまで追い詰めたことを生徒に認めさせて、自分の過ちに気づかせるためにこんなことをしているのかなと推理していましたが、このあたりから雲行きが変わってきます。

 

まず、この動画を撮ってこいと指示したのは甲斐隼人でした。

クラスの中では不良ですが一番発言力のある人物です。

彼が里見海斗に指示はしましたが、動画はただのサプリメントのラベルをドーピングの

ラベルに違和感なく編集できてしまうほどの実力を必要とします。

映像編集に心得のない高校生にはまず無理な芸当です。

ということで、バックに誰がいるのか聞き出したいところですが…とてもやばい連中らしく、彼がバラせば彼の家族は被害に遭ってしまいます。

どうするかなやみ、一悶着あったあと、(何があったのかは長くなるので、huluに動画が配信されているのでそちらをどうぞご覧ください)なんとか吐かせることができたのです。

その相手はベルムズのk、この辺りを仕切ってる半グレ集団だったのです。

 

ちょっと雲行きが変わってきましたね。

動画で先生の恋人も、このことに悩んでいたみたいですし、私のため…と言っていたということは、

先生の狙いも、景山さんのことはもちろん許せないのでしょうが、大元の大元のこのベルムズが目的だったようで、kが捕まった今目的は果たされたように感じます。

 

しかし、まだ5話が配信されていないのに、この最終回感…なんか引っかかりますよね。

絶対まだ謎があります。

先生も本当のことを話そうとした瞬間倒れてしまいましたし(病気っぽい伏線は前から薬を飲むなどの描写でありました。)

kの名前がバレた瞬間諏訪唯月が何か顔がこわばっていました。

謎は解けたような気がするのですが…果たしてどういうことなのでしょうか

 

 

 

5話予想

5話の予告を見ると、先生にやられたと思っていた生徒たちが生存、他の生徒の前に現れるも浮かない表情で「このまま立てこもってほしい」というそうです。

つまりは先生の願いはまだ叶っていないということでしょう。

そして、それは生徒のためであり、恋人にも関係あるように思われます。

 

恋人のお父さんとか、なんとなくめちゃくちゃ怪しいですが、諏訪唯月が5話のキーパーソンになるような気がしますね。

 

でも、解決したようにも思えるこの時点で、まだ立てこもる必要があるのはなぜなのでしょう。

ベルムズが関わっているとは思うのですが…

 

やっぱり今の時点ではわかりかねます。

 

ちなみに内容がきになる方はhuluにて公式で動画が配信されていますので

ぜひご覧ください!!