コード・ブルー3最終回前にここまで通しての個人的感想。
9年ぶりにコードブルーが帰って来たと言うことで、放送直前から話題になり、
久しぶりにフジ月9ドラマで視聴率平均視聴率が2桁王手ということでネットニュースでも話題になりましたね!!
私は1シーズンの時から大好きで見続けていましたし、
今回のシーズンもここまで楽しませていただきました。
脚本書く方が変わったということで、色々声はありましたが
個人的には引きも良かったですし、最終回も楽しみです!!
ということで、今回の3シーズン全体の感想を書かせていただきたいと思います。
今回は9年経ったということで、環境が変わり、藍沢、桃山はそれぞれ自分の道に進み
白石、藤川は救命に残り、フェローを育てるために四苦八苦しているという環境下からのスタートということで、
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彼らが新人だった頃とは違う視点、違うハラハラ感で見ることができて、結果人数が増えてしまってはいますが、それが今回3のいいところだと思います。
成長して、中堅(?)になった彼らの課題はやっぱり新人育成だと思いますしね。
やっぱり毎回見て感動するのは藤川先生。
自分が出来損ないだったからこそ、フェローの失敗をちゃんとフォローできるんだなと思うと胸が熱くなりますね。
あんなに色々やらかしてて1シーズンの時、最後までヘリ乗せてもらえなかった藤川先生が、今では頼られ一人前にオペをしている姿を見ると成長したな〜と感動します。
しかし、森本先生のルートを辿っているのか、ギャグシーンというかポジションが完全に森本先生ですね。
ギャグシーン見ると安心します。
そういう黒田先生を思い出すような厳しい対応をする藍沢先生。
でもこれがあったからこそ、横峯先生は成長したのかな?と思うと、
ハラハラはしましたが、いい回だったと思います。
まぁ、この時の藍沢先生は、2の最終回というよりは1の最初の藍沢先生に近い気がしましたが、でも教育のためにわざとかなと思うと納得できる部分もあります。
個人的に一番成長が見られたのは横峯先生な気がします。
フェローだけでオペをしたシーンでそう思いました。
懐かしいな…1でも4人だけで急患のオペをして黒田先生に褒められた回を思い出します。
ピアノ少女については色々言われてますが。
個人的には嫌いじゃないんですよね。
自分の大事なものを失うかもしれないのはやっぱり怖いし、
なくすくらいなら死んだほうがいい。そう思うのもわかります。
ただ、私も歳をとったんですかね、やっぱり若いな…と思います。
若い頃だったら、夢が追えなくなるくらいならって思いますが、
でも1の時、黒田先生も言ってたように、結局生きててこそなんですよね。
確かにピアノを弾けなくなったのはショックだと思いますが、結局それも生きてないと後悔もできないんですよね。
おそらく、そのことに時間が経てば理解してもらえると思うんですが。
若いので、時間がかかるかもしれないですね。
ただ、ちょっと藍沢先生のこ責めすぎじゃないかな?っていうのはありますけど
気持ちがわかるだけに仕方ないですね。
あと桃山先生の恋愛関係でも色々賛否両論ですが、
恋愛自体は別にいいと思うんですよね。
ただ、ここまで長々とやらなくても一話二話で納めて、(恋しました〜ちょっと話していい雰囲気でした〜でも負担にさせたくないからということで九話のような展開〜転科の時にさよならくらいに。)一夏の恋だったみたいな感じでも良かったんじゃないかな?と。
あと、よく見るのは
名取先生が桃山先生に気があるような展開急すぎない?って意見を見かけますが。
私はそんなことないと思うんですよね
桃山が帰って来てから名取先生と組むことが多かったですし、
最初から桃山先生は名取先生を気にかけてたように見えましたし、
別におかしな流れではないんじゃないかな〜?と個人的には思います。
ただ、どうせなら、料理人の方を一二話くらいで展開して、それをエッセンスにして
桃山先生×名取先生で展開、もしくは師弟関係が強くなるような流れも見て見たかったな〜と思う部分があります。
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名取先生は家族事情が白石先生を思い出しますが、そこの絡みは意外に見ないな〜という印象。
橘先生の家族は一話から色々大変でしたが、
前回の話で一悶着あったとはいえ、なんとかドナーが見つかったことに安堵してます。
息子さんが最後の1時間くらいが葛藤ありましたが、わかるというか悲しいな…というか。
でもお父さんが大好きだからこそ、生きて欲しいな…と思いました。
ただ、脳死の回を見た時ちょっとゾッとしましたね。
脳死になって、臓器提供するっていうことは、こういうことなんだ。
あんなにもたくさんのお医者さんが囲んでもののように解体して、あっちこっちに持って言ってしまうんだなと思うと、すごく切なくなりました。
提供を待ってる方はありがたいですけど、脳死判定された家族の気持ちを考えると…
なんともいえませんね。
「死んでも、臓器だけは誰かの体の中で生き続ける…詭弁だな」(違ってたらごめんなさい)
このセリフがすごく重いなと思いました。
でも「そのおかげで6人が生きることができる。すごいことだと思う。」
このセリフも同じくらい重いなと思いました。
とりあえず、自分の体は大事にしたいと思います。
灰谷先生も成長したら化けそうだな、ってすごく思うのですが
ちょっとまだ引きずってるみたいなので、次回最終回で何かしらアクションがあると思うので、
灰谷先生については次回まとめて書きたいと思います。
また、冴島さんが変わった!!という意見も見かけますが
9年経ってるので、それも当たり前だとおもうんですよね。
2シーズンまでの時点で、藤川が冴島に好意を持っているのはわかったので
あの流れなら、遅かれ早かれ付き合っているでしょうし。
仕事の方が楽しいから子供を産むかどうか。そう悩むのも同性としてわかる気がします。
まぁ、確かに医者とナースなら、計画してない妊娠は避けるようにしないとというのは思いますが、今の時代、そういうものなのかもしれませんね。
でも、やっぱり冴島さんの仕事姿や仕事に対する姿勢はいいな〜と思います。
本当にコード・ブルー3も面白くて、毎週欠かさず見てますが。
ただ、好きだからこそ、2点だけちょっと気になるところがありますね。どうしても。
これは両方とも言われてますが、気になるのはやっぱり流産回と感染症回ですね。
内容としては別にあれでいいと思ってるんです。
流産してしまうこと、それまでに悩んでいたこと。
桃山の恋愛のこと。これは別に嫌とは思わないんですが
ただ、そこに持っていく方法がそれなのかな?という疑問ですね。
流産してしまった回。
冴島をヘリに乗せ続けるなら、これしか方法はないですし
子供を産むかどうか悩んだことも、乗り続けた結果ガスで死にかけたことも別にいいと思うんですけど、だったらわざわざ回を挟んでの流産ではなく
シアンガスの時にそのまま流産の方がよかったんじゃないかな?と思います。
この話をするにあたって多分1・2の時の冴島さんはそうじゃなかった!
そもそもそんなことしない!!という話は一度置いて、9年ごコード・ブルー3として描かれている冴島さんの気持ちを軸に今から意見を書かせていただきたいと思います。
多分「赤ちゃんが大事だ」と冴島に思わせるために
そう思わせて、大事な人を2回も失った、これ以上はっていう気持ちにするためだろうと思うのですが(実際のことは知らないので、違ったらすいません。)
だったら尚更シアンガスの時でいいんじゃないかな?と個人的には思うんですよね。
っていうのは、冴島さんは仕事が楽しいから子供を産むかどうか悩んでたんですよね。
その結果ヘリに乗り続けて、シアンガスの事件が起きる。
悩んだ直後の事件だからこそ、起きた後、すぐに赤ちゃんがいなくなったと聞いてことの重大さに気がついて、「悩んでないでヘリを降りればよかった」って気がついた方が
悲壮感が増すと思うんですよね。
しかもこの段階なら「産むって決めてたわけじゃない」と強気で言いながら
元彼氏がなうなった時のように見られないところで悲しむみたいな展開になって
冴島さんらしく、コードブルーっぽかったんじゃないかな?と思います(それが冴島さんらしいのかどうかはあくまで個人判断なので、皆さんの意見と違ったらごめんなさい)
でも一度、大事に思う時間があったからなんじゃないの?と思うかもしれませんが
助かって目を覚ました時に「最初に気にしたのは赤ちゃんだった」って言ってます、
多分それは助かってても助かってなくても同じだと思うんです。
そして、目を覚ました瞬間にそう思えた冴島さんなら、シアンの時に死んでしまったという結果になってたとしても、赤ちゃんのことちゃんと悲しめたんだと思うんですよね。
助かって大事に思えたんじゃなくて、最初から大事だった。ただ仕事というフィルターがあったから気がつけなかっただけだと思うと、それでもよかたんじゃないかなと思います。
大事なものはなくなってから気がつくって言いますしね。
ただ、流産をピックアップして取り上げたのかな?と思うと、そうなのか…としか言いようがありませんが。
もう一つが、噂の感染症回。
これについては恋愛どうこうじゃなくて、病院としてダメじゃないかな?という点です。
まず、そもそもとして、名取先生は桃山先生のことを一般の人に守秘義務として話してはいけないと思いますし、
話すとしても、問題ないと決まってから話に行けばいいですし、
あの段階では、うまくごまかすとか、悟られないように、でも思わせぶりのように話して、何も言わずに料理人は察して戻るみたいな流れだったらカッコよかったんじゃないかな?と思いますし、
仮に話したところまではいいとしても、隔離されてるのに中に入っちゃうのはアウトなんじゃないかな?と思います。
あの場合、そもそもちゃんと服(あれは手術ぎと言えばいいのでしょうか?名前がわからずすいません。)を来てない状況ではいるのは、フェローでもアウトなのでそれを怒るべきですし、
あの場合は、死んでもいいって言って入ってくるより、ドア越しの方がグッとくると思うんですよね。
会いたいのに会えない…でも、ほんの少しだけ話せただけで嬉しい…みたいな。
うまくやれば胸キュンポイントだったかもしれないのに…と残念です。
でもこの話題を取り扱ったのはいいと思うんですよね。
だからこそ悔やまれる…
なんて、ちょっと不満ポイントが長くなってしまいましたが、
でもこの2点以外は今まで通り、楽しめていますし、4人の成長もフェロー達の成長も
シニアの先生達の苦悩もすごくいいと思います。
次回、最終回どうなるのかが気になっていますので楽しみにしたいと思います!!