【m-1グランプリ2007】m-1への思いの強さと敗者復活からの頂点【DVD特典ドキュメンタリー】

初めてM-1を見たのが2007年で、最近サンドウィッチマンさんにハマったこともあり、

 

この年のドキュメンタリーが気になって気になって、購入してしまいました!!

敗者復活からの勝ち上がりは、今見てもドラマがあるな〜と思います。

 

あと3日m-1の2017が始まるのでその前にちょうど10年前ということもありますので

この購入特典のDisc2にあるドキュメンタリーの感想をこの記事では書きたいと思います!!

 

 

優勝サンドウィッチマンさん

ちなみにこの年に優勝したサンドウィッチマンさんですが、

敗者復活で勝ち上がるまで、無名(エンタには何回か出てた)でノーマークだったため

M-1グランプリ2007のドキュメンタリー用に撮った映像がほとんどないらしいです。(敗者復活を勝つまでは見切れてるやつくらいしかない感じ。)

 

富澤さん曰く、去年はカメラが少しは来たのに、今年は全くだったからないんだと思ったとかなんとか。

 

なので逆に人が多い場面や、ファイナリスト発表の時はお二人がどこにいるのか必死に探す楽しみというのがある意味ありましたねw

 

このドキュメンタリーでサンドウィッチマンがしっかり出てくるのは敗者復活戦の結果発表前。

 

 

大井競馬場がスタジオから呼ばれて自己アピールをする面々。

一番後ろで飛び跳ねるのは伊達さん。

ちょっとはしゃいでいるようには見えますが、カメラに気がついた伊達さんは「写りたいんですよw」と笑顔でコメント。

 

そしてついに発表

今田さんが番号を読み上げた瞬間「ん?」っと番号を確認する伊達さん

そしてその直後サンドウィッチマン!!」と言われると

周りの芸人さんたちは賛称の嵐、周りの人の拍手と背中を叩かれ送り出されます。

富澤さんも拳を高く上げて前に進むも、周りが気がついておらず進めず引っかかっていた模様w

TVの発表されたシーンの裏ってこうなってたんだというw

 

でも本当にすごいと思います。

面白いから当然の結果かもしれませんが、あれだけ既に人気のあったオリラジやスピードワゴン麒麟などなどをおさえて敗者復活者枠を勝ち取ってるんですからね!

本物の実力ですよね、やっぱり!

 

 

 

 

ちなみにその発表がされた時の決勝会場のスタジオでは

暫定ボックスにいる2組は「なるほど」という感じのなんとも言えない顔

ネタ前の方々の、ダイアン・千鳥・ザブングルの3くみは「お〜!」と拍手

松尾さんは「きたーすげ〜」とコメント

千鳥大吾さんは笑顔でパチパチ(すごいの来た、やばいみたいな)

ノブさんはサンドウィッチマンがくるど〜!どえらいことや!」

と警戒。

 

 

トータルテンボスの藤田さんは、敗者復活でサンドウィッチマンパンクブーブーが来たらやばいと思ってたみたいですからね。

 

大井競馬場の応援も凄いですが、芸人さんたちも残ってモニター前でm-1を見ているという今までになかったことが起きていたんだとか。

 

映像見る限り、大井競馬場の観客、芸人の応援がえぐいくらいにすごくて

最終決戦(上位3組の最終ラウンド)の結果発表でサンドウィッチマンの名前が挙がるたびに「ウォ〜!」の声が大きくなっていき

最後紳助さんの「サンドウィッチマン」と出た時の盛り上がりは本当にすごいものでした。

観客は「きゃー!」という歓声の嵐の上にスタンディングオベーション

芸人さんも「うおおおおおおお!!!」という歓声で手をあげて喜んでいました。

何回見てもこのシーンすごいですね!

本当に夢のあるm-1ドリームだと思います!

 

 

 

 

 

西野さんのm-1への思いの強さ

さて、優勝したのはサンドウィッチマンさんでしたが、 

先ほど書いたように、ノーマークだったため敗者復活勝ち上がりするまでは

見切れた映像しかないため

 

ドキュメンタリーの主軸はキングコングの西野さんやトータルテンボスさんが多めでした。 

 

特に軸となっていたのは、キングコングの西野さんだったように個人的には感じます。

 

あくまでここからのお話は、私がドキュメンタリーを見て感じた個人的な感想や想いになるので、参考程度に見ていただけたらなとおもいます。

 

少なくとも、このドキュメンタリーとして、この映像の中での西野さんにとってのテーマはm-1への思いの強さ」なのかな?と個人的には思ってます。

 

っていうのも3回戦、スピードワゴンの小沢さんが西野さんに

「行きたい」っていう気持ちが強い順に受かるんだ」

「自分では強いと思ってても行ってる人はもっとなんだよ」

という風に話していました。

 

ちょっと言い方が、今世の中のみなさんが思っている、

アメトーーク風に言えば「世界の小沢」「小沢節」と言われる小沢さんの世界観の感じで言ってるので、「当時から小沢さんは変わらないな〜w」とちょっと思ったのですが、

でもすごくいいこと言ってて、m-1頑張ってるような人たちだったらしみるセリフで、西野さんの心にもダイレクトに届いてたんじゃないかな…となんとなく思います。

 

この話を聞いた時西野さんは「優勝したい気持ちは強い方だと思う」と答えてますし、

実際ドキュメンタリー見る限りではm-1にかける頑張りや、それぞれの結果発表で勝ち進んだ時や手応えのあった時の喜び方、気合の入り方を見ていると

m-1で勝ちたい気持ちが人一倍強いのは見て取れますし、間違い無いと思います。

 

だからこそ、最終決戦の結果発表が本当に悔しかったんだろうな…ということが伝わって来ました。

 

 

もちろんこのm-1グランプリ2007のドキュメンタリーには映像がないだけで

優勝したサンドウィッチマンm-1へかける思いが強かったのは間違いないと思います。

色々な番組でそれまでのことを話していたり、書籍があったりでそれを見聞きすると

サンドウィッチマンだって、それまで優勝するために色々研究してm-1のために頑張っていた努力がわかりますし、

キングコングはすでに世の中に知られている人気者でしたが、サンドウィッチマンm-1以降に知名度がグンと上がったところを見ると、サンドウィッチマンが売れたいと頑張ってないはずがないですからね。

 

もちろん優勝への思いは売れてるか売れてないかで大きさが違うとは思いませんが。

 

そしてその頑張りがあったからこそ、敗者復活からの勝ち上がりで

しかも2008の抽選会で「よほどのことがない限り敗者復活に勝たせるつもりはなかった」

と言ってた紳助さんが、実際2007では1回戦では最高得点、最終ラウンドではサンドウィッチマンさんに投票して優勝する「よほど」のことが起こったわけです。

そんなコンビがm-1への思いが強くないはずがない。

 

 

もちろん、思いが強いのはこの2組だけではありません 

このドキュメンタリーでピックアップされたのが西野さんだっただけで、

他のファイナリストや、ここまで残れなかったコンビの中にだって形は違えどみんな思いは強かったコンビはいると思います。

 

「行きたい」っていう気持ちが強い順に受かるんだ」

 

そうなんだろうな〜と思う反面、難しいな…と思う部分もあります。

だからmー1というのは測るのが難しいその漫才への想いの強さをぶつけ合うものでもあるのかな?

 

だからm-1って熱くなれるんだろうなと、

今回のこのドキュメンタリーを見て思いました。

 

今年もあと3日。

結成10年未満の熱きチャレンジをしっかり見届けたいと思ってます。

 

ちょっと変わった楽しみ方

このm-1の映像、時間が経つにつれてだんだん面白くなって行くな〜という印象があります。

 

このカメラに映ってて、今有名になった人を探すのがちょっと楽しいですね。

あの人はどこにいる!?みたいな。

よく年優勝のNON STYLEは質問などの会話シーンはありませんでしたが、

何回か見切れて映ってましたし、その2年後に優勝のパンクブーブー黒瀬さんも何回か映ってましたし

 

 

今年キングオブコント優勝、m-1ファイナリストのかまいたち(当時鎌鼬)や

今はテレビでも見るジャルジャルさんとかも映ってて。

あー、この人たちは今は売れたけど、当時はまだ新人で頑張ってたっんだな〜

 

 

 

と思ったりでしみじみとしますねw

 

また時間おいたら新たなる発見があるかもです。

 

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