【万一の対策】事業契約は消費者センター不可!無料相談室に相談…したところ…【seo詐欺②】
この記事の続きです。
前回がきになる方はまずはこちらをどうぞ
詐欺にあったと気がついた私は、その日一睡もすることができず、
とりあえず朝一で消費者相談センターに自転車を走らせました。
対応してくれたのはめちゃくちゃ優しそうなおばさんで、
私の話を「まぁまぁ…」という感じで親切に聞いてくださりました。
そこで、じゃあお話を聞きますからと自分の名前と職業を書く紙を渡されました。
そこに個人事業主と書いたら、おばさまがピタリと固まりました。
どうやら個人事業主だと、消費者センターでは扱えないのだとか…
フリーランスなんですけど…と言ってみたところ、事業契約であったことを確認され、ダメだそうです。
そこで相談されたのは無料の弁護士相談室。
県内にあるいくつかの相談室を教えていただきました。
そこでそのあと即telして事情を話すと…
「あの…この相談は事業主様限定の相談なので…個人のことは消費者センターに」
と言われる。
いやいやいや、その消費者センターからこちらを紹介されたんですけど!?
と思って抗議をするも、開業しているわけじゃないからダメとかなんとか(うろ覚えだけど、確かそんな感じ、やってることを説明したけどそれは事業にならんとか)
なんとか事業にあてはまる項目を見つけてそれで訴えると、なんとかOKが出ました。
(詳しくは言えませんが、ネットショプとかそういう系統だと事業として認めていただけるらしい。)
ということでなんとか約束の時間をとりきめることができ、数時間後相談。
受付は優しそうなおじさんで、問診票のような感じで相談内容を書く欄がありました
相談する弁護士の方は、貫禄がありました。
ちなみにこの時点で、寝不足、自転車で移動、数時間待ちで身なりはボロボロ。
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その後その相談内容を弁護士の方が読んだのですが…
「…ところでseoって何?」
と質問されました。
seoって何それおいしいの状態。
そう、相手は結構ご年配、HPに関する知識がなかったのです。
私はめちゃくちゃ簡単に説明しました、seoを対策してくれると検索上位に表示されますよ〜みたいな感じで(多分説明間違えてるけど、私もそこまで詳しくないので)
それを聞いた弁護士さんの一言。
「…何がいけないの?」
という。
私はある程度ネットで調べてから行ったので、やばいと思っていたのですが、
私の説明が不足していたせいか、わかっていただけませんでした。
一応支払った料金については、初期費用にそれは高いと言っていただけましたがそれ以上でも以下でもないとのこと、
私はこの契約を解除する方法はないのかという相談に行ったのですが、
そこでなぜ解約したいのかという質問をされました。
私はお金が返ってこないのは覚悟しなければいけない、でも詐欺の会社にseoをお願いしたくはなかったので、その旨を話したのですが、それは理由にならないとか。
この辺りから弁護士さん貧乏ゆすりを開始。
論点はなぜ解約したいのかということを十数分ループしました。
弁護士さんの言い分は
「確かに金額は高い、そこを指摘することはできる。
でも嫌だからという話で契約をやめられるほど甘くはない」
というもの
それでも私は金額は既に諦めてしまっていたので(ここで諦めているのはおかしな話ということを現在は反省。)
とにかく解約したいという金銭面以外の事情を思い出しながら話しました。
最終的にはなぜか
「個人情報を載せたくないんです。」
ということを吐いていました。
当然こんなことが社会人として許されるはずもなく、この論点は却下。
結果的に事業の行き違いということで、結果が出るまでお願いしてみらた?
という話になりました。
この日、私は相談室を後にして、モヤモヤしながら帰りました。
自分の認識の甘さを痛感しました。
そして自分の身なりを見て、ボロボロなのに気がつきました。
喋り方もですが、この身なりだったのもあって、どこか舐められていたのかもしれません。
さらに、弁護士さんはずっと「金銭面」の話をしていました。
あれはずっと私にヒントを出してくれていたのではないかと思いました。
私が自分の「お金は帰ってこない」という絶望感を払拭してちゃんとアドバイス通り金銭面を付いていれば、あの弁護士さんはちゃんと相談に乗ってくれていたかもしれません。
このように解決しなかったのは、全て自分の責任です。
私は眠りながら思いました。
しかし思いました。
このまま諦めていいのかと。
お金がかかってでも、ネットに強い弁護士さんに相談すればなんとかなるんじゃないかと。
こうして私の快進撃が始まります。