今年のM-1本当に素晴らしかったです。
全員面白かった。
今まで見てきたm-1の中でもトップクラスかもしれない。
正直な話、2018年のm-1でちょっと燃え尽きてて、今年見るまではそこまでテンション落ち着いてたんです。
でもやっぱ芸人さんのm-1の戦いって好きだから、と思って今年も見はじめたんですけど
やばいですね、やばかった。
本当に面白い。
今までネタ見てて、もちろん面白いネタであることに変わりはなくても
「ここ笑うところなんだろうな」と思って笑うネタってm-1の中でもあったのですが、今年はそんなネタは一つもなかったです!
気がついたら大爆笑で、声を抑えるのに必死なほどでした。
多分7組が決勝初出場で目新しかったのもあったんだと思います。
新しい時代が幕開いたなという形だと思います。
一個だけ気になったのは得点出るときは名前呼んでから表示より
去年までみたいにポンポンポンと表示された方が好きだったかな~という感じです。
ということで、前置き長くなりましたが、感想書いていきたいと思います。
・ニューヨーク
前から面白いって噂を聞いていたのですが、ようやく見ることができたなぁ~ということで感無量です。
ネタに関しては歌にツッコミを入れていくというネタでしたが、本当に面白かったです。
今回の大会で一番王道だったんじゃないかなと思います。
トップのネタにしては完璧でした。
個人的にネタ終わりの松本さんとの絡みは爆笑しました!
かまいたちの漫才のネタの中で一番大爆笑しました。
もちろん去年までも面白かったのですが、明らかにスキルも面白さも去年より断然に上がってたと思います。
個人的に面白いな~と思うネタって、ぼーっとしながら聞いてても耳に残るか残らないか、というのが基準の一つなのですが、
今年のかまいたちのネタは考えなくても耳にすっと入ってきてよかったです。
ネタもいい間違いの喧嘩みたいな感じなのですが、山内さんが堂々と間違えてない風を装うところと、濱家さんがそれに戸惑ってお客さんに同意を求める姿、
あと動き回ってるのに、誰かに喋りかける山内さんが本当に面白かったです。
本当に何があったんだろうと思うくらい見違えました。
・和牛
敗者復活で点を取った和牛。本当に面白かったです。
クオリティーも今までと変わらず面白かったです。
ネタに関していうと、すらっとコントに入っていく様子。内見で人の住んでる家を紹介されるシーン。お邪魔しました~と言って出ていく姿、最後の霊がいるような洋館を紹介するシーン、感覚が麻痺して基準が「人が住んでないこと」になっていて「電気なんか通ってたら人が住んでしまう」というセリフ爆笑でした、本当に面白かったです。
ただ、今回あと一歩決勝の決勝に及ばなかったのは、本人たちの力量というよりは、
3年連続準決勝という他の人にはないハードルと、和牛のやり口を審査員やお客さん、視聴者が知ってしまったこと、優勝にかけてた思いの強さネタの好きさ、努力が玄人芸に昇格しちゃって落ち着きと貫禄を得た結果、全ての要因が合わさった結果目新しさというものが消えちゃったのかなぁ…と思います。
和牛だけ戦ってるものが他の人にプラスされてるからかな…と思ってしまいました。
ネタが面白いだけにすごく惜しいな…と思わざるを得ませんでした。
本当にネタ面白かったです。
以前有吉の壁か何かで見たときに、こんな人がいるんだ~と思ってはいたのですが
まさかM-1に出るとはw
面白さについては素晴らしかったです。
とてもおめでたいネタですし、見てて楽しいし、
言葉遣いが衣装に合わせて昔の口調で、ネタは合コンと今の若者にもわかりやすいネタで、盛り上がるには素晴らしいネタだったです。
ただM-1という場所での評価は分かれるかなと思いました。
というよりも、この場において高い点数つけたくても、一定以上の点数をつけるのがどうなんだろう…と思ってしまうところです。
というのもまず1つ目は「小道具」の有無について。
私自身はいいと思うのですが、以前小道具使って失格になった組みがある云々を聞いたことがあったので、そういう暗黙のルールがあるならどうなのかな…?という点。
あとm-1で優勝するネタとして点数をあげてもいいのかという悩み。
もちろん、これはあくまでm-1の点数を上げるかどうか問題ってだけのお話。
知ってもらうという意味ではいい舞台ですし、決勝にあげないわけにはいかないくらい、ネタが本当に面白い。
なので今後方向性は絶対に変えないでこのままクオリティーを上げていって、毎年正月や笑点などでネタで見させていただきたいです。
演芸番組でバンバン出ていただきたいです。
昨年から陣内さんがプッシュしてましたし、昨年の敗者復活で拝見させていただいておりました。
昨年のネタよりも面白くなってたな~というのが一つ。
すごく王道な設定で面白かったです。
ネタの途中でそでへ行こうとするところや、最後こ車衝突で相方追いかけ回すシーンは本当に面白かったです。
ただ、多分ネタがどうこうというよりも、順番の問題だったかな…と思います。
かまいたちさんからのすゑひろがりずの流れで、絶対にプレッシャーがあったはずなのに、あそこまで受けを取れたのは素晴らしいと思います。
今後に期待です!
・見取り図
去年に比べて面白かったです!
トップバッターじゃなかったのが良かったかもしれませんね。
あとワードも面白いものがたくさんありました。
個人的にバチェラーの単語で笑ってしまいましたし、
去年もありましたがさらっと違う情報や知らない人の話(いない人?)をしたところは本当に良かったなと思います。
改善次第ではどんどん良くなっていくんじゃないかなと思います。
・ミルクボーイ
このネタに一言言いたいことがあるとしたら、「結局、お母さんが一番好きな朝ごはんはなんだったんだろう?」ということですが、これを最後まで答えを言わないことが面白いですよね。
ということは置いておいて、「コーンフレーク」だけでここまで広げられるのはすごいですね。
振りで絶対に「コーンフレーク」としか思えない特徴を言うのですが、ことごとくそのあとに「コーンフレークじゃない情報」をお伝えしてそのラリーをずっとつずけるところ、そしてそれらのその情報を聞いたあとのツッコミが「その通り!」とみんなの思ってることをすばっと突っ込むのが素晴らしいですね。面白い。
何より会場・審査員の受けが一番良かったんじゃないかなと思います。
若者にもわかるネタではあるのですが、多分審査員の年代が一番共感できるネタだったのかな?とも思います。
あと地味に掴みもいいですね、お客さんから何かをもらったように見せかけるって、あんまり見ないので斬新ですよね。そのうち本当にもらえるようになったらさらに面白いと思います!
高得点取った時の会場の沸き方本当凄かったです!
・オズワルド
このテンションとこの声っていうのが、ここまでのコンビと違って逆にいいですね。
静かにふふっと笑ってしまうようなネタでした。
口で説明するのが難しい面白さなんですけど、テンションとは裏腹に斬新ですよね。
先輩に気に入られるには食べに行ったら取り分けるとかいう話から
じゃあ、寿司食べにいくんだけど、寿司は俺が握ればいいの?
っていうそこ!?みたいな感じでしたw
ワンターン会話聞き逃してる!?っていうツッコミは素晴らしいですね。
ボケの独特さがこちらが想像しているのとは斜め向こうの方に話が進んでいくので
そこが面白かったですね。
ミルクボーイの後で、ここまで笑い取れたのは素晴らしいともいます。
・インディアンス
昨年の敗者復活で面白いな~と思っていたので、決勝決まって嬉しかったです。
これ反省会で知ったんですけど、ネタ飛んでたんですね。
全然気がつきませんでした。
そのくらい解消の受けは良かったですし、実際面白かったです。
なんとなくアンタッチャブルみたいな感じが見えました。
ただ点数はちょっと伸び悩みましたね。
もしかしたら、ネタ飛んだことは気がついてなくても、ネタ飛んだことによって発生した違和感が伝わっちゃってたのかな…と思いました。
個人的に実は決勝の決勝に行くてろうな~と思ってたので、すごく惜しいなと思いました。
今後に期待です。
・ぺこぱ
今年事務所のお笑い部がなくなってサンミュージックに行ったことは竹山さんのthe nightで存じていたのですが、こんなに早く結果が出るとは…いやでもそのくらい面白かったです、多分オードリー路線で売れると思います!
以前笑けずりで拝見させていただいたのですが、
あの頃より面白くなりましたね、
正直あの頃は、キャラは面白いけど…って感じだったんですけど
本当に成長したと思います
このナルシストっぽくてボケっぽいツッコミがなんか勇気もらえますね、
「かぶったなら俺が良ければいい」「時間返せよ!って言って実際に時間帰ってきたよ~って人( ・_・)ノ いないだろ?できないことを求めるのはやめにしよう 」
「ブーンと言わないでスーッと止まる車がもう溢れてる」とか「ハンドルを握らな時代がもうそこまで来てる」とか、すごい最新だなぁ~って感心します。
「時を戻そう」とかも好きw
新世代って感じがします。
ちょっと、今年色々悩んでたんですけど、なんかこの漫才見て素直に「変わろう」っってなんか思えました。
多分ボケの方が無理してボケやってる感があるかなっていうのは気になるんですが、
多分ツッコミの人と相まって逆に面白いというか、「模索中なんです!」って感じがいいと思います!でもキャラ見つかったら強いでしょうね。
本当に素晴らしかったです。
最終決戦
ちょっとここはネタのこと触れずに感想を書いていこうと思います。
あの…本当に素晴らしかったです。
どの組も最終決戦に勝ち上ったんだと思いながら見ると、心の中がじわっと暖かかくなるくらいです。
今までの最終決戦の中で一番面白かった上に全部完璧で、全部爆発して、差がない状況で、ここまで均衡した最終決戦ないんじゃないでしょうか。
これまでもレベルは同じで受けも同じくらいでも最終手段一番好きだったネタを選ぶという「好み」で選ぶことはできましたし、面白さが同じでもテクニックで判断することは可能だったのですが、多分今回全員が後のカテゴリも五段階評価でいう5で、好みで選ぶことすら不可能なくらい全部面白かったです。
ほんとこの3組同率で1位でいいんじゃないかと思うほどでした。
結果はミルクボーイさんで、これはもう文句なしですね。
ネタの後、もなかの家系図がツイッターで流れたのまで含めて面白くて、
もう文句がなしですね。
今年のmー1本当に面白かったです。
歴代のm-1の中でも1位と言っても過言ではないかもしれません。
本当新しい時代の幕開けかもしれません。
正直な気持ちを言うと、最終の決勝3組は全員1位をあげたいくらい素晴らしかったです!
もしかしたら、初登場が多いくらいの方が面白くなるのかなとちょっと思ったこの頃です。以上!感想でした!
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